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四十肩・五十肩はどう治す?病院の治療・漢方・鍼灸を、自分の症状に合わせて考える

着替えや腕の上げ下ろし、夜の痛み。四十肩・五十肩の悩みは、仕事や家事、睡眠にも響きます。
病院の治療と漢方・鍼灸は、どちらか一つに決める必要はありません。サツマ薬局では、西洋医学と東洋医学の両面から、今の症状と生活に合う治療やケアを考えます。

「この年齢だから五十肩」と決めつけない
四十肩・五十肩は、肩の痛みや動かしにくさを伴う状態の呼び名です。肩関節周囲の炎症や、関節を包む組織が硬くなる凍結肩などが関わります。ただし、腱板断裂や石灰沈着性腱板炎など、別の病気による肩の痛みもあります。
病院では痛みの始まり、動作時と安静時の違い、腕の動く範囲を診察し、必要に応じてレントゲン、超音波、MRIなどで原因を調べます。すべての検査が全員に必要なわけではありません。まず整形外科で状態を確認すると、薬・施術・運動を選ぶ見通しが立ちます。[1]
転倒後に腕が上がらない、突然強い痛みが出た場合は、五十肩と思い込まず、医療機関で原因を確認してください。
同じ肩でも、「痛みの強い時期」と「硬さが残る時期」で考え方が違う
痛みが強い時期
夜間や安静時にも痛むなら、無理なストレッチより痛みを抑えて休むことを優先します。「動かせば治る」と痛みを我慢して引っ張るのは避けましょう。
痛みが落ち着き、動かしにくさが目立つ時期
痛みを見ながら、肩の動きを少しずつ取り戻します。動かさないままにせず、医師や理学療法士と運動の範囲や負荷を相談します。
動きが戻ってきた時期
家事や仕事、趣味に必要な動きを段階的に増やします。腕の高さだけでなく、着替えや睡眠が楽になったかも目安です。病期の進み方には個人差があり、月数だけで自己判断しないことが大切です。[2]
病院では、薬・注射・リハビリをどう使い分ける?
飲み薬・貼り薬など
炎症と痛みを抑える薬として、ロキソプロフェンなどのNSAIDsが使われます。医療用ロキソニン錠には、肩関節周囲炎の消炎・鎮痛の適応があります。アセトアミノフェンは鎮痛薬の選択肢で、医療用カロナール錠の効能は各種疾患・症状の鎮痛です。炎症を抑える薬と、痛みを和らげる薬では役割が同じとは限りません。[3][4]
持病や胃腸・腎臓・肝臓の状態、ほかの薬に応じて選びます。処方薬に市販の痛み止めを自己判断で足すと、成分が重複することがあります。特にアセトアミノフェンは風邪薬にも入るため、お薬手帳と現物を合わせて確認しましょう。
注射・神経ブロック
痛みや炎症に応じて、ステロイド、局所麻酔薬、ヒアルロン酸などの注射を検討します。種類や場所は病態と目的によって異なります。鎮痛薬などで十分に楽にならない場合は、ペインクリニックで神経ブロックを行うこともあります。痛みを和らげ、必要な運動に取り組みやすくする役割もあります。[5]
リハビリ・必要な場合の処置や手術
運動療法や温熱療法は、肩の動きと日常動作の回復を目指します。痛みを抑える治療と組み合わせ、時期に合う内容を続けます。強い拘縮が残る場合は、麻酔下で関節を動かす処置や関節鏡手術などを検討することもあります。誰にでも必要ではなく、保存的治療の経過と生活への支障を踏まえて判断します。[1][2]
東洋医学では、肩の痛みと「その人の状態」を一緒に見る
漢方では、冷え、疲れやすさ、腰や脚の悩みなども手がかりに薬を選びます。体調全体を見る視点と、西洋医学の検査・診断は競い合うものではありません。
五行説から考える、肩と身体全体のつながり
五行説は、自然と人の働きを「木・火・土・金・水」で捉える伝統的な理論です。助け合う「相生」と行き過ぎを抑え合う「相克」から全体の調和を考え、身体では五臓「肝・心・脾・肺・腎」に対応させます。[11]
肩の相談でも、肝と「筋」、脾と「肌肉」、腎と「骨」の関係に目を向け、痛む場所だけでなく、冷え、疲れやすさ、胃腸の調子、睡眠などを一緒に伺います。ここでいう「肝」「腎」などは機能を広く捉えた東洋医学の言葉で、肝臓病や腎臓病を意味するものではありません。[12]
五行説は「肩が痛いから肝が悪い」と決める表ではありません。病院で確認した肩の状態とも照らし合わせ、漢方・鍼灸・生活の整え方を相談します。
五行と身体の伝統的な対応
| 五行 | 五臓 | 関係づけられる部位 |
|---|---|---|
| 木 | 肝 | 筋(すじ・腱など) |
| 火 | 心 | 血脈 |
| 土 | 脾 | 肌肉(筋肉) |
| 金 | 肺 | 皮膚・体毛 |
| 水 | 腎 | 骨・骨髄 |
サツマ薬局でご相談いただく薬の例には、次のようなものがあります。
独活葛根湯エキス細粒G「コタロー」(第2類医薬品)

四十肩・五十肩、肩こり、寝ちがえに用いられる漢方薬で、体力が中等度、またはやや虚弱な方が対象です。葛根湯に独活と地黄を加えた処方で、肩から首筋のこりに用います。独活寄生丸とは別の処方です。[14]
成人(15歳以上)は1回1包(1.8g)、1日3回、食前または食間に服用します。購入をご希望の方は、今の症状と服用中のお薬を添えてサツマ薬局へご相談ください。[14]
ロイルック/ロイルック錠(第2類医薬品)
17種類の生薬を配合し、関節痛、筋肉痛、神経痛などの効能を持つお薬です。「四十肩だからこれ」と一律に選ぶのではなく、症状や体調、服用中の薬を確認して検討します。[6]

独活寄生丸エキス錠N「コタロー」(第2類医薬品)
疲れやすく下肢が冷えやすい方の、腰痛・関節痛・下肢のしびれや痛みに用いるお薬です。肩だけでなく、脚腰の冷えや疲れも相談の手がかりになります。製品の効能と体質に合うかを見て選びます。[7]


独活寄生丸には、錠剤のほかに粉状のエキス細粒Gもあります。
| 剤形 | 内容量 | 当店掲載価格(税込) |
|---|---|---|
| 錠剤(エキス錠N) | 620錠 | 8,800円 |
| エキス細粒G | 3g×60包 | 8,800円 |
※2026年10月27日の当店掲載価格。ご購入時の価格・在庫・お届け時期はお問い合わせください。[13]
※日数は成人(15歳以上)が用法・用量どおりに服用した場合の目安です。
独活葛根湯と独活寄生丸の違い
| 漢方薬 | 主な適応・症状 | 剤形 | 体力・体調の目安 |
|---|---|---|---|
| 独活葛根湯「コタロー」 | 四十肩・五十肩、肩こり、寝ちがえ | 細粒 | 体力中等度〜やや虚弱の方 |
| 独活寄生丸「コタロー」 | 腰痛、関節痛、下肢のしびれ・痛み | 錠剤・細粒 | 疲れやすく、下肢が冷えやすい方 |
使う目的と、痛み・動き・生活の変化を確認しながら判断します。また、生薬には重なりがあるため、漢方薬を何種類も自己判断で追加せず、処方薬を含めた組み合わせを相談してください。
鍼灸、外用薬、生活のケアにも役割がある
鍼灸は、痛みの緩和を目的に検討される方法の一つです。痛みに対する研究はありますが、対象の病気や施術方法で結果は異なります。肩の状態と施術後の変化を見ながら、運動療法などとの組み合わせを考えます。治療中の病気や服薬は鍼灸師にも伝えましょう。[8]
外用薬は、つらい場所の症状を和らげるための選択肢です。サツマ薬局でご案内するデーチカ(第3類医薬品)には、肩こり、筋肉痛、神経痛などの効能があります。塗り薬だけで肩の硬さまで解決しようとせず、痛みと動かしにくさを分けて考えましょう。[9]

日常では、痛みが出る動作や負担の大きい作業を見直し、休み方・動かし方を調整します。温めることや運動も、今の時期に合っていることが大切です。「冷えが気になるから強く温める」「早く治したいから長時間伸ばす」と、刺激を増やし過ぎないようにしましょう。
四十肩・五十肩の主な治療法
| 治療法 | 四十肩・五十肩に対して何をするか | 役割の違い |
|---|---|---|
| 病院の飲み薬・注射 | 肩の痛みや炎症を抑える | 痛みが強い時期に、診察で必要性を判断して使います。 |
| リハビリ・運動療法 | 硬くなった肩の動かせる範囲の回復を目指す | 腕が上がらない、背中に手が届かないといった動作の改善を目指します。 |
| 湿布・塗り薬 | 肩の局所の痛みを和らげる | 自宅での痛みのケアに使います。単独で肩の拘縮を回復させるものではありません。 |
| 漢方 | 痛みの性質、冷え、体力に合う処方を選ぶ | 五十肩なら全員同じ薬ではなく、症状と体質に合わせて相談します。 |
| 鍼灸 | 肩の痛みの緩和を目指す | リハビリなどとの併用を含めて検討します。 |
| 手術など | 治療が難しい肩の拘縮に対応する | 薬やリハビリで改善しない場合に、専門医が適応を検討します。 |
大切なのは、全部を一度に足すことではありません。「まず眠れるようにする」「次に着替えを楽にする」など目標を共有し、必要なものを選び直していくことです。

サツマ薬局と、神戸での身体ケアのご案内


神戸のKOBE健康事務所には、鍼灸を行う「庄子鍼灸院」のほか、パーソナルストレッチ・パーソナルトレーニング・会員制フィットネスがあり、エステやよもぎ蒸しなども案内されています。肩まわりのつらさについて、鍼灸や身体の動かし方を相談したい方の選択肢です。診察での説明や運動の指示がある場合は、それも伝えて相談しましょう。[10]
つらい症状に対応する「標治」と、不調の背景にある体質や全身状態にも目を向ける「本治」。サツマ薬局では、必要な診察・治療を大切にしながら、漢方と食事・運動・休養などの養生を一緒に考えます。

サツマ薬局では「どの薬を買うか」だけでなく、病院で受けている治療、漢方や外用薬、日々のケアを一緒に整理します。いつから痛むか、夜間の痛み、困る動作、冷えや疲れ、今使っている薬をお聞かせください。西洋医学と東洋医学の両面から、その方に合う選択を考えていきましょう。
ご相談:0120-159-900/9:00〜18:00(日曜・祝日休)
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