汗を極力早く止める方法

（※気化熱とは液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱のこと）


そして36～37℃に戻ると汗は止まります。

なので、早く汗を引かせるコツは、36～37℃にする事です。

のためには、汗を完全に拭ききるのは良くありません。

拭けば拭くほど、ドンドン汗を出して熱を下げようとするからです。


ポイントは汗は軽く拭いて、少し汗を残す事。

うっすら汗を残すのが嫌な場合は、ウェットティッシュで拭き取り蒸発させるのでもOKです。


また、冷たい物を口に含むのも早く体温を下げるのに有効だそうです。
その場合、ガブガブ飲むのではなく、冷たい物を口に含んで4秒～5秒ほど温めて飲むのが良いそうです。

そんな事をしても汗はなかなかひかないし、人よりスゴくかく場合、漢方では汗を止める力がないとされます。

汗が漏れるといういい方をします。
気の固摂作用が不足している状態です。

そういった場合、有名どころでは「防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）」という漢方を使います。

気の固摂作用が悪くて大汗をかく方でしたら、これを飲むと汗を普通の量しかかかなくなるだけではなく、疲れがだいぶマシになります。