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【徹底解説】風が吹くだけで痛い「痛風」になるメカニズムと対策方法

ある日、前触れもなく突然あなたを襲う激痛——それが「痛風」です。
痛風とは、血液中の尿酸が増えすぎて関節内で結晶となり、激しい炎症を引き起こす病気で、「風が吹くだけで痛い」というその名の通り、男性が一生のうちに経験する痛みの中で最も痛いとさえ言われています。
現在、痛風の患者数は約100万人、痛風予備群(高尿酸血症)といわれる人は約1,000万人にのぼると推計されており、決して他人事ではありません。
今回は、この激痛をもたらす痛風の原因と、実は深く関わっている「腎臓」についてお話しします。
痛風の原因は「高い尿酸値」

痛風の原因は高い「尿酸値」にあります。
尿酸値は、健康診断の血液検査などで分かります。7.0mg/dLを超えた状態がいわゆる尿酸値が高い状態であり、この状態を「高尿酸血症」といいます。
尿酸値の基準
- ■ 基準範囲:2.0~7.0mg/dl
- ■ 要注意:7.1~8.9mg/dl
- ■ 異常:9.0mg/dl以上
尿酸値が高くなる原因と危険因子
なぜ尿酸値は高くなってしまうのでしょうか?
尿酸値が高くなる原因には、大きく分けて以下の3つがあります。
尿酸値が高くなる3つの原因
- 1. 食生活(細胞の数が多い食品やアルコール)
- 2. 遺伝的に痛風になりやすい人
- 3. 薬の影響
さらに、毎日の生活習慣の中にも痛風を引き起こす危険因子が潜んでいます。
痛風を引き起こす危険因子
- ✓ 高カロリー食
- ✓ 運動不足・過度な運動
- ✓ 多量の飲酒
- ✓ 動物性食品の摂りすぎ
- ✓ プリン体が多い食事
- ✓ 糖質が多い食事
痛風と腎臓の深い関係「痛風腎」

一般的に痛風は足の指先などが痛むイメージが強いかもしれませんが、実は腎臓にも大きなダメージを与えます。
尿酸の結晶が腎臓に溜まり炎症が起きてしまうと、腎臓の働きが悪くなって、「痛風腎」と呼ばれる状態になります。
「痛風腎」になると腎臓の炎症が長引きやすく、さらに腎臓の働きが悪くなります。
また、尿酸が固まった結果、腎臓に結石が作られることがあります。
ポイントは排尿!手遅れになる前に

痛風対策の重要なカギ、それは「排尿」です。
体内のドーパミン受容体(D1受容体)にドーパミンが結合することで、腎臓の血管が拡張し、これにより、腎血流量が増えて利尿作用が促されます。
尿酸値が気になる方、痛風予備群の方は、手遅れになる前に生活習慣を見直し、適切なケアを始めることが何よりも重要です。
よくいただくご質問
Q. 痛風は主にどこが痛くなるのですか?
痛風の激しい痛みが最も起こりやすいのは、圧倒的に「足の親指の付け根」であり、最初の発作の約7割がこの場所で起こります。それ以外にも、足の甲や足首、かかと、ひざなど、心臓から遠くて尿酸が結晶化しやすい「下半身の関節」に発症が集中するのが特徴です。手首やひじなど上半身が痛むことは比較的少なく、基本的には一度の発作につき複数の関節ではなく、1か所だけが赤く腫れ上がって激しく痛みます。
Q. 痛風の痛みとは、どんな痛みですか?
痛風の痛みは「骨を万力で砕かれるような」「キリや針で深く刺されるような」と表現されるほどの想像を絶する激痛です。痛みのある部分はパンパンに赤く腫れ上がって熱を持ち、「風が吹くだけで痛い」という病名の由来通り、歩くことはおろか、靴下を履いたり布団のシーツが触れたりするだけのわずかな刺激すら耐えられない状態になります。多くの場合、前触れなく夜中や明け方に突然始まり、24時間以内に痛みのピークに達するという特徴があります。
Q. 痛風になりやすい年齢は、何歳くらいですか?
痛風になりやすい年齢は、主に30代から50代です。かつては中高年の病気というイメージがありましたが、近年は食生活の変化などにより、20代で発症する若年層のケースも増えています。また、患者の大多数を男性が占めており、女性の場合は女性ホルモンに尿酸を下げる働きがあるため、発症するとしても閉経後の60代以降がほとんどです。
Q. 痛風が男性に多い理由は何ですか?
痛風が男性に圧倒的に多い最大の理由は、女性ホルモンの働きの違いです。女性ホルモンには、腎臓から尿酸を尿として排出するのを促す作用があるため、女性は閉経前であれば尿酸値が上がりにくく、痛風の発症が抑えられています。一方、男性はこのホルモンの分泌が少ないためにもともと尿酸が体内にたまりやすく、そこに飲酒やプリン体の多い食事、ストレスなどの生活習慣が重なることで、結果的に男性の発症率が圧倒的に高くなります。
Q. プリン体とは、何ですか?
プリン体とは、私たちの体や動植物など、すべての生物の細胞内に存在している成分(DNAなど)のことです。生命活動に欠かせないエネルギー源として体内でも常に作られていますが、このプリン体が体内で使われた後に分解されてできる老廃物が「尿酸」です。通常、尿酸は尿や便と一緒に体外へ排出されますが、ビールや内臓肉(ホルモンやもつ)などプリン体を多く含む食品を摂りすぎると、体内の尿酸が増えすぎてしまい、痛風を引き起こす原因になります。
Q. 薬の副作用で痛風になることはありますか?
薬の副作用によって尿酸値が上がり、痛風を引き起こすことは実際にあります。代表的なものが高血圧や心不全の治療によく使われる「利尿薬」で、尿の量を増やす一方で腎臓からの尿酸の排出を妨げてしまうため、体内に尿酸がたまりやすくなります。ほかにも、血栓を防ぐ低用量アスピリンや、一部の免疫抑制剤、結核の治療薬などの影響で尿酸値が上昇することがあります。もし薬を飲み始めてから痛風の発作が起きた場合でも、自己判断で薬をやめると元の病気が悪化する危険があるため、必ず主治医に相談して薬の種類や量の変更を検討してもらうことが大切です。
Q. 痛風は治りますか?
痛風という病気そのものを「二度と再発しない状態」に完全に治すことは難しいですが、適切な治療によって症状を完全にコントロールすることは可能です。薬の服用で血液中の尿酸値を正常な範囲に保ち、食事や飲酒などの生活習慣を見直すことで、激しい発作を予防し、健康な人と同じように日常生活を送ることができます。発作の痛みが治まったからといって自己判断で治療をやめず、根気よく尿酸値を管理し続けることが何よりも大切です。
Q. 痛風に効果のある漢方はありますか?
痛風に効果が期待できる漢方薬はありますが、西洋薬のように直接的に尿酸値を下げるというよりは、発作時の強い痛みや腫れを和らげたり、尿酸がたまりにくい体質へ改善したりする目的で使われます。症状の悪化を防ぐためにも、体質を変えていくことはとても重要です。当店ではタンポポの葉の抽出エキスをご購入される方が多く、大変評判が良いです。
痛風は漢方のサツマ薬局にご相談ください
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