【70代女性・慢性便秘】下剤に頼らないと排便できない…

ご相談内容
便秘は、当薬局へのご相談でも特に多いお悩みの一つです。
「市販の下剤を飲まないと出ない」「毎日おなかが苦しい」といったご相談を多数承っております。
この記事では、70代女性のご相談事例をご紹介いたします。
お客様について
<年齢・性別>
70代女性(3回目以降)
<主なお悩み(主訴)>
便秘(下剤をやめたい)
<からだの情報(体質/既往歴)>
大腸メラノーシス(大腸の色素沈着)、冷え性
若い頃からの慢性的な便秘らしく、遺伝の可能性も示唆
<生活習慣・取り組み>
食べ物に好き嫌いはなく、野菜を意識的に摂り、ヨーグルトは毎日。
カイベールやビオフェルミンを飲まないと排便がないものの、腹痛はなし
過去にはビサコジル、センノシドを服用し、酸化マグネシウムは効果がなかった
漢方のサツマ薬局からのご提案
ご相談内容を整理したところ、体が冷えやすく、胃腸のはたらきが弱まりやすい状態であると考えられました。
漢方的な見立てでは「脾陽虚(ひようきょ)」と呼ばれ、胃腸の働きの低下により冷えが生じやすい状態を指します。
今回は、日常生活の中でも無理なく続けていただける方法として、漢方茶をご提案いたしました。
体を温めるケイヒ(桂皮)やショウガ(生姜)、お腹へ穏やかにアプローチするウイキョウ(茴香)やアカメガシワ(赤芽柏)、便通をサポートするカッシアアラタ(キャンドルブッシュ)といった自然素材を組み合わせたものです。
ご相談後の変化(お客様の実感)
過去にセンナの常用があり、大腸メラノーシスの診断を受けたことにショックを受けておられたので、センナのような刺激性下剤を止めると色素沈着は徐々に消えていくと説明したところ、刺激性下剤をやめる決断。
ご提案した漢方茶を飲む習慣にもなじまれ、「お腹のことを気にしすぎずに過ごせる日が増えてきた」とのお言葉もいただきました。
定期便もこの度、18回目を迎え、今も定期的にご相談のお電話をいただいています。
同じお悩みを持つお客様へ
便秘でお困りの方へ
「下剤に頼りたくない」
「お腹の苦しさをどうにかしたい」
そんなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
漢方のサツマ薬局が、体質に合わせた便秘ケアをご提案いたします。
漢方相談の流れ(来店相談)
ご予約・ご来店
LINEまたはお電話でご予約をお願いします。その際におおまかなご相談内容をお伝えください。
得意なカウンセラーが担当するようにいたします。
カウンセリング・血流測定
初回はお客さまのお悩みを詳しくお伺いします。
血流計などを使って測定します。
初回は少しお時間かかります。
ご提案・アドバイス
お体にあった物を提案いたします。ご納得されましたらご購入ください。
その方に合った養生法もアドバイスします。身体の不調、あきらめずにご相談ください。

